「彼女は不幸をもたらし、誘惑し、毒を盛り、殺人を犯すためにこの世に生まれた。しかも誰もそれに気付くことはない。」猛獣使いは、この言葉で「女性の本性」と呼ばれるルルを紹介します。彼女は男をたぶらかすヴァンプの象徴として有名ですが、果たして本当の彼女はそうなのでしょうか。それよりも、彼女を求める男性たちが夢見るファンタジーを映す鏡ではないのか?「私は人々が望んだ女にだけなろうと思った。人々は私そのものを私のなかに見た。」
アルバン・ベルクは、フランク・ヴェーデキントの悲劇『地霊』/『パンドラの箱』を題材に取り、12の音列を土台にしたオペラを書き上げました。しかし1935年に彼が死んだ時、作品は未完成でした。1937年に2幕の形で初演された後、1979年にパリ・オペラ座でフリードリヒ・チェルハによる補筆版が初演。今回の上演では、エドゥアルト・クローケによる第3幕完成版が、シュテファン・ヘアハイムの演出で上演されます。
無料作品レクチャー:公演開始45分前(於:地下ホール)
アルバン・ベルク/全3幕
プレミエ: 2012年02月04日
演出: シュテファン・ヘアハイム
Szenische 監修: Annette Weber
装置: ハイケ・シェーレ
衣装: ゲジーネ・フェルム
照明: シュテファン・ヘアハイム
ドラマトゥルギー: Alexander Meier-Dörzenbach