ローマの将軍リチニオは、ヴェスタの巫女ジュリアを手に入れたいと願いますが、ジュリアは神への忠誠と彼への愛に挟まれ、思い悩みます。巫女の長に聖火の火を絶やさぬようにと命ぜられるジュリアですが、一緒に逃げようというリチニオの誘惑に負けてしまいます。すると聖火の火は消えてしまい、2人の密会が知れ渡ってしまいます。消えた聖火の責任をとってジュリアはひとり生き埋めの罰を受けようとしますが、その時に神の奇跡が起こり...。
今日では上演されることが稀なオペラ《ラ・ヴェスタ―レ》は、ガスパーレ・スポンティーニが1807年にフランスのジョゼフィーヌ皇后に依頼され、作曲した作品です。1844年にスポンティーニがドレスデンを訪れた際、当時オペラ座のカペルマイスターだったリヒャルト・ワーグナーと知り合いました。ワーグナーはこのオペラの上演のために尽力し、自らリハーサルの指揮をしたことで知られています。
ガスパーレ・スポンティーニ/全3幕
プレミエ: 2013年06月30日
指揮: Gabriele Ferro
Julia: Maria Agresta
Licinius: クリストファー・マジエーラ
Cinna: Francisco Araiza
Oberpriester: Andreas Bauer
Oberster Haruspex: トミスラフ・ルチッチ
Konsul: トミスラフ・ルチッチ
Oberpriesterin der Vestalinnen: ティチーナ・ヴォーグン
ドレスデン国立歌劇場合唱団
ドレスデン・シュターツカペレ