古代オリエントの美しき王女サロメは、地下から聞こえてくる預言者ヨハナーンの声に耳をそばだてます。彼女は義父ヘロデスの淫らな視線を嫌悪していますが、青白く禁欲的な預言者に魅了されるのです。しかしヨハナーンは、彼女の熱烈な愛の言葉を受け付けないばかりでなく、その淫らな振る舞いを呪います。ヘロデが現われ、宴会の余興としてサロメに躍ることを求めます。躍れば、彼はなんでも望みをかなえてやると嘯きます。その言葉を聞いたサロメは見事に躍りますが、彼女が代償に求めたのは、ヨハナーンの首でした。彼女はそれにキスすると、「あなたとのキスは苦かった。でも皆が愛は苦いと語る」とつぶやきます。ヘロデスは衛兵にサロメを殺させます。
リヒャルト・シュトラウス/全1幕
上演時間 1 時間 45 分
プレミエ: 2005年02月27日