ノルウェーのフィヨルドに、ある幽霊船が現れます。船長のオランダ人は呪いをかけられており、「7年に一度上陸できるが、乙女の愛を受けなければ死ぬこともできず、永遠に海をさまよわなければならない」と嘆きます。その話を聞き、財宝を渡されたダラントは、娘ゼンタを引き渡すことを約束しますが、彼女は青年エリックに愛されていました...。
ワーグナーは、債権者から逃れるためのリガからパリへの船上で、荒天の海にさらされながら《さまよえるオランダ人》のアイディアを得ました。ワーグナーは作曲によってパリで成功することを夢見ましたが、結局、経済上の不遇や個人的な屈辱を身をもって知ることとなります。転機が訪れたのは1842年ドレスデン・ゼンパーオーパーでの《リエンツィ》初演、そして翌年の《さまよえるオランダ人》の初演だったのです。
リヒャルト・ワーグナー/全3幕
プレミエ: 2013年06月15日
指揮: コンスタンティン・トリンクス
演出: フィオレンティーネ・クレッパー
装置: Martina Segna
衣装: Anna Sofia Tuma
照明: Bernd Purkrabek
Video: バスティアン・トリープ
ドラマトゥルギー: Sophie Becker
Holländer: マルクス・マルクヴァルト
Senta: マージョリー・オーウェンズ
Daland: ゲオルク・ツェッペンフェルト
Mary: クリスタ・マイヤー
Erik: ウーキュン・キム
Steuermann: シメオン・エスパー