先帝の娘ヴィテッリアは、ローマ皇帝ティートの妃に迎えられることを望んでいます。しかしティートが他の女性に結婚の申し込みをすることから嫉妬し、ティートを暗殺しようとします。そのマリオネットとなるのが、彼女を熱愛するセスト。彼はティートの親友ですが、ヴィテッリアの誘惑に負けて宮殿に火を放ちます。しかし暗殺は失敗し、セストは捕らわれの身に。彼はヴィテッリアが張本人であることを明かさず、死刑を受け入れようとします。果たしてヴィテッリア、ティートは、どう行動するでしょうか…。
モーツァルトの死の年に作曲されたこのオペラは、旧弊なオペラ・セリアの形式を踏襲したものとされています。しかし実際には、推理小説のようなサスペンスに満ちた、興味深い物語であり、音楽と言えます。近年ヨーロッパでは再評価が進んでいる作品です。
作品解説マチネー2012年5月13日11時於:ゼンパー2
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト/全2幕
上演時間 2 時間 30 分
プレミエ: 2012年05月26日