パスカル・トゥゾーは、ラトヴィアの作曲家ペテリス・ヴァスクスの《ドナ・ノビス・パーチェム》に合わせて、人間のコミュニケーションを表現します。そこでは明確なストーリーは意識的に拒否され、作品は短い情景の連続で構成されます。
マッツ・エックは、《ジゼル》や《白鳥の湖》の現代的翻案で知られる振付師ですが、抽象的なテーマを扱った作品でも、濃密な表現力が高く評価されています。エックの母は高名な振付師ビルギット・クルベリですが、比較的遅くバレエに目覚め、初めは演劇演出家として活躍していました。エックの作品では、日常的な事柄、とりわけ男女の人間関係が好んで扱われ、《彼女はブラックだった》でもそれが変奏されています。
イタリア生まれの振付師・ダンサーのヤコポ・ゴダーニは、力強いイメージを軽やかなダンスで描き出す特異な作家です。《スパツィオ・テンポ》は、ゼンパーオーパー・バレエによって初演されました。
トゥゾー エック ゴダーニ/全3部
上演時間 2 時間 10 分
プレミエ: 2011年09月16日